バレリーナの治療について

昨日、日本ダンス医科学研究会のセミナーに行ってきました。

鏡を使ったセラピーについての講習でした。

内容は専門的すぎるのでここに書くのは難しいですが、私にとっては大変勉強になるお話でした。

その会場で奇跡的に再会した方がいました。

私にとっては何より嬉しい出来事でした。

鍼灸スペースあんじゅ バレエ治療院院長  市川陽子先生です。

(詳しくはページの一番下にリンクを貼ったのでクリックしてね!)

10年以上前に新宿村スタジオでシルビアバレエクラスを主催していた私。

そのころに通ってくださっていた生徒さんが、バレエをする方のための治療院を開いておられました。ずごーい!!

陽子先生とセミナーの後にお話をさせていただきましたが、解剖学が大事であることや捻じれが加わると関節を傷めるよね…といった話で意気投合しました。

実際にバレエを体験されていた方が治療家になるのが一番理想的だと思います。

実際、痛いところに手が届き、何が間違っていてケガをしてしまったかを教えて頂いたり、正しい体の使い方も伝えて頂ける、そして何よりケガをしてしまった人の気持ちを理解して

頂けるはずだから・・・。

ケガをしてしまった時の治療はいろいろ。

関節や腱が壊れてオペが必要であれば整形外科、そのほかに整体、鍼灸などなど。

その時々に合った治療法を選択することが必要です。

私が常に思うことは、治療家の方にもっとバレエについて知って頂きたい!!

バレエの先生にはもっと体の事を知って頂きたい!!

身体の構造を知れば動かし方のルールがわかるはず。関節の役割や筋肉の付き方などを知ると、ルール違反な体の使い方をしたら壊れてしまうということがわかるはずなのです。

バレエの解剖学は少しづつ浸透しつつありますが、動きの解剖学も大事です。

成長期の子供のバレエ指導や、シニアバレエの指導、プロを目指す人の指導など、それぞれの現場で必要となる大事なことがあるはずです。

どの年齢の人にも同じ教え方をしていたら、けが人も絶えませんね。

だから私たちバレエ教師も勉強しなければならないのです。

バレリーナの身体を診れるバレエトレーナーさん、バレリーナのリハビリができるPTさんや柔道整復師さん、陽子先生のような鍼灸師さん、そして整体師さんがどんどん増えてくれたら嬉しいです。

どこに行ったら自分の不調を治してもらえるのか悩んでいるバレリーナやバレエ愛好家の方は本当に多いです。

痛いところがあるのは当たり前…ではありません。

まず治療をして、使い方を見直して、ケガの再発を防ぐこと!

バレエを愛する皆さん、1日も長く楽しくバレエを続けましょう!!

陽子先生、これからもバレリーナの強い味方として素敵なお仕事頑張ってくださいね。

私もまだまだ勉強して行きますわ!

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