バレエクラス講習会

9/13(日)代田橋ワ―サルスタジオでエスポワールバレエクラスの講習会を開催しました。

講師の先生は、体操男子ナショナルトレーナー けい治療院 院長 中島啓先生です。

(ページの一番下に、けい治療院のリンクを貼りました。バレエ患者の治療・リハビリもしています)


啓先生との出会い

昨年、私が脊柱管狭窄症による酷い坐骨神経痛を患っていた時に、私の教室のバレエトレーナーの松崎先生が、けい治療院を紹介してくださいました。啓先生の神の手により私の脊柱管狭窄症の症状は全くでなくなり、再び元気にバレエを教えられるようになりました。

31歳でケガにより踊ることを諦め、今日まで指導の仕事をしてきましたが、2度目の脊柱管狭窄症によるバレエ断念の危機を啓先生が救ってくださいました。

治療に通い施術していただきながらバレエ事情や指導についてお話させて頂く中で、教えて頂くことがたくさんあり、共感させていただくことも多く、私だけ勉強させていただくのはもったいない、是非生徒にも勉強させてやりたい・・・と言う気持が湧いてきて、大変お忙しい啓先生にお時間を頂戴し、講習会を開催することになりました。

講習内容は、一人一人のバレエの動きや体の悩みに答えてくださる形式で行われました。





40代 Tさん「背中が硬くてカンブレ(反ること)ができません」

胸椎の動きの悪さは生徒共通の悩みです。丁寧に動かし方を教えて頂きました。



50代 Tさん「脚が上がる人と、そうでない人の違いはなんですか?」

長座をすると腰が落ちてしまう人は脚を上げるとタックインになってしまいます。

腰をしっかり立てて・・・

まずはアライメントを整える準備です。


13歳 Aちゃん「前に足を上げるとタックインしてしまうのが悩みです。」

まずは腰を立てて膝を抱えて・・・

そこから足を上げてみると正しいアライメントでドゥヴァン(前)に上げることが出来ました。

20代 Uさん「トウシューズで立って足首を緩める動きが苦手です」

まずは、おしりの筋肉は使えているかな?

中臀筋はアラスゴンド(横)に脚を上げたり、体のアライメントを支える大事な筋肉です。

おしりが使えていないとトウシューズで立って足首を緩める動作もできないのですね。

「は~勉強になります」


写真はほんの一部ですが、少しでも上達したい!!

踊りやすい体を作りたい!!

と言う生徒の気持ちに丁寧に答えてくださった啓先生の大変貴重な講習会でした。

生徒1人1人の身体を見ていると、バレエ教師目線では対処できない細かい問題がいっぱいあります。

どうしてあげたら良いのだろう?と日々悩んでいましたが、専門家の先生のご指導により問題が解決し、生徒たちは晴れ晴れした表情で講習会を終了しました。

啓先生、感謝の気持ちでいっぱいです。

治療家の方がバレエに理解を示してくださることを大変嬉しく思います。

今回教えて頂いたことを生徒と復習しながらバレエの動きに変換し、上達の道につなげていきたいと思います。

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