教師のための勉強会企画

長年実現したいと思い続けていたバレエ教師のための勉強会を企画しました。

テーマ「大人バレエクラス指導に役立つ整形外科疾患の基礎知識と安全に指導する為のポイントについて」

バレエは子供のころから習うものと言うイメージでしたが、オープンクラスやカルチャーセンター、スポーツクラブなどでも大人の習い事として定着している「大人バレエ」クラス。

子供のころからやってみたかった、健康のために・美容のためにと言う熱い思いを持ってレッスンに励む大人バレエの生徒さんを指導する教師は、子供クラスの指導では考える必要がなかった大人の体問題に直面することが出てきます。

加齢に伴う整形外科疾患を抱えてレッスンに来る生徒さんや、ケガをしてバレエ復帰する生徒さん、バレエレッスンをすると痛むと言う悩みを抱える生徒さんに対して「痛いことはやらないで」としか声をかけることができないと言うのが現実ではないでしょうか?

レッスンは基本的には受講する生徒さんの自己責任ですが、教師が整形外科疾患の基礎知識を持っていることにより、安全にレッスンをして頂くことが出来たり、受診を勧めることができる、教師自身が故障した場合にも判断の材料になることがあると思います。

またバレエのレッスンのやり方により体のどこかに痛みが発生した場合には、レッスンの仕方の見直しや体の使い方の観察、正しい体の使い方の指導など、レッスンプログラムをの構成や内容の見直しをする必要も出てきます。

今回の講習会は、明大前整形外科クリニック・さいたま整形外科クリニック・リハビリ科に勤務する柔道整復師・バレエトレーナーの松崎忠将先生に講師をお願いしました。

整形外科ではバレエ患者さんのリハビリもしていますので、バレエの知識も豊富です。

エスポワールバレエクラスのトレーナーとして、講習会講師・発表会の帯同などで生徒のケアやトレーニング指導、コンディショニングなども担当して頂いています。

大人バレエの人口が増えるとともに生徒さんの年齢層も幅広くなっていますので、指導者も勉強をして安全に、自信をもって指導できるようこの機会に学んでいただきたいと思っています。

私も皆さんと一緒に講習会に参加させていただきます。

講義の後には参加者の皆さんとディスカッションをし、質疑応答やお悩み相談、意見交換などをしたいと考えています。

★講習会詳細はイベントページに掲載しましたのでご覧ください。

松崎先生のエスポワールバレエクラスでの活動状況はこちら⇩

解剖学の講習会

外反母趾についての講習会

2013年・2015年・2017年 バレエコンサート帯同 楽屋で生徒のケアを担当

ケガをした生徒のリハビリ

0コメント

  • 1000 / 1000