骨粗しょう症予防はバレエ
私は年が明けたら54歳になります。
年齢と共に体の変化を感じるようになりました。
一昨年のこと歯科治療でインプラントをすることになりいろいろ調べたところ、インプラントにすると骨粗しょう症になった場合に治療に使えない薬があるということを知りました。
そこで自分の骨密度が知りたくなり専門医に診て頂きました。
結果は問題なしでした。そしてインプラントをしていても骨粗しょう症の治療に使える薬があるので心配の必要はなしと言うことも教えて頂きました。
そこから骨粗しょう症は他人事ではなく自分の問題になったのです。
骨密度は18歳でピークを迎えて40代半ばまでは一定を保ち40代半ばから減少し始めます。
ここで出てくるキーワードは「カルシウム」
カルシウムは骨や歯の中に99%蓄えられています。わずか1%は血液中や他の組織の中にあり、筋肉を動かす時や、神経伝達、血液凝固などに使われています。カルシウムの摂取量が少ないと血液中のカルシウム量が減り、骨の中にあるカルシウムを溶かして使わなければならないため骨量が減っていくのです。
<骨粗しょう症の原因>
●女性ホルモンの減少
●カルシウム吸収を助けるビタミンDを作り出す力が弱くなる
●食事や運動量が減る
♦骨は負荷がかかるほど骨を作る細胞が活発になり、骨を強くしてくれます。
足の裏から骨に伝わる刺激が骨折予防に効果的なので、ウォーキング、ジョギング、階段を上るなど日常生活の中で予防することができますが、ここで有効なのが
「バレエのレッスン」
レッスンの中で自然にやっているプリエ~ライズアップ(ルルベ)、エシャッペ、プチソッテ・・・その他たくさんのレッスンメニューは、足裏から骨へと負荷がかかり骨を作る細胞が活発になり骨を強くしてくれるんです。
特に片足立ちは(パッセバランスなど)両足立ちの倍の負荷を与えることができるので骨粗しょう症予防にはもってこいのトレーニング!!
皆さんはバレエをしていてよかったですね!!
でも、トレーニングだけしていても骨の材料がなくては話になりません。
カルシウムとビタミンDやビタミンKを摂りましょう。
●カルシウムを含む食品
乳製品・小魚・干しエビ・小松菜やチンゲン菜・大豆製品
●ビタミンDを含む食品
サケ・ウナギ・サンマ・メカジキ・シイタケやきくらげ・卵
●ビタミンKを含む食品
納豆・ホウレンソウ・小松菜・ブロッコリー・ニラ・キャベツ・レタス
★ダイエットや加工食品の取りすぎには注意!!
ダイエットで必要な栄養素を取り切れないと骨粗しょう症になりやすくなります。またリンを多く含む加工食品をたくさん摂取するとカルシウムの吸収を阻害することもありますから気をつけましょう。
まずはしっかりカルシュウムを取ってバレエのレッスンを楽しむこと
健康への近道です!
大人バレエが盛んになると健康な人が増えますよ~。
大人バレエの効能を改めて認識しました。
シニアバレエの普及に努めます・・・
皆さん、ケガなく長く、健康のために楽しくバレエを続けましょうね!
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